そこそこポジティブ

そこそこポジティブに社会人をする方法を書くブログ

上司との付き合い方「なんだこの資料は!」

「なんだこの資料は!」

 

部下が上司に怒られる際に、良く聞くフレーズである。

たまにバーンと机を叩くというオプションを付ける人もおり、そういう時は部署の空気が凍る。駄目なリーダーの典型である。

ただ「こいつ駄目だ…」で切り捨ててしまうと、悪循環に陥ってしまうので、頑張らずに少しだけポジティブに考える。

 

「なんだこの資料は!」という上司の言葉の裏はこうだ。

①「俺はもっと出来る!すごいだろ!」→己の力の誇示(自慢)

②「この部下はこんなことも出来ない」→部下への失望

③「俺は教えていたはずだ。俺は悪くない」→逃避といらだち

 

 

おおまかな対処法

 

部下が方針や内容を理解出来ていない段階で、それは上司の仕事不足とみることが出来る。なぜなら管理者には「人材育成」という課題があり、それが達成できていないからだ。

 

が、当たり前ながらそれを上司に言ってもケンカになるだけだ。

 

まずは上司の怒りが静まるのを待とう。6秒程度で激怒の時間は過ぎる。化学的に人間の怒りは長持ちしないことが分かっている。

 

次に、冷静にこう言ってみよう。

「〇〇さん(上司)の方針を理解できておらず、申し訳ありません」

自分(部下)の仕事が上司の意向に合っていないのだから、その部分については謝って相手の気分を落ちつけてやる。

 

そしてナジられる前に、すかさずこう付け加える。

「どの部分が特にイメージに合っていなかったでしょうか?」

 

資料は直せばよい。この場合の直す方向性は上司の方針に沿う形である。そのため、資料上で上司のイメージと解離している部分を修正することを提案する。これが今回の「ちょっとポジティブ」な部分。「上司の価値観・考えを理解したい」という姿勢を打ち出す。

 

するとだいたいの上司は得意げに話しだす。①「俺はもっと出来る!すごいだろ!」→己の力の誇示(自慢)これがやりたいからである。

 

人は「理解される」ことを欲する生き物であり、とにかく「喋りたい」。相手の主張を喋らせて尊重する姿勢を見せることが、今回の問題の解決につながる。

 

あとは方針をしっかり腹に落として理解し、資料の修正を行うことだ。

 

ポイント

 

それでもぶちぶち言われる時は言われるが、何より大事なのは「感情的な相手」に対して、一々気にしないことだ。「まーた怒ってるよ、あほだなぁ・・・」くらいに思っておけば良い。