そこそこポジティブ

そこそこポジティブに社会人をする方法を書くブログ

上司との付き合い方「俺は聞いてないぞ!」

「俺は聞いていないぞ!」

 

このフレーズを持ち出す時、上司側は部下の報告を聞いているか聞いていないかは問題にしていない。本当は聞いていることもあるし、本当に聞いていないこともある。

 

報告していた場合は部下側からすれば「いや、報告しただろ(# ^ω^)」と言いたくなるのは間違いない。しかしそれを言うと間違いなくケンカになる。大変迷惑な話である。

 

大まかな対処法

 

「俺は聞いていないぞ!」と言うとき、上司は何を考えているのか?

 

上司は報告内容に関して置いてけぼりを喰らっている状態である。上司は「本当に分かっておくべきポイントが分かっていなかった」「コンセンサスが取れていない」ということを主張している。 

 更には部下の進捗を管理できていなかった自己嫌悪にさらされており、自分にもイライラしている。半ば八つ当たりのようなモノ言いであり、まぁリーダー失格である。

  

さて、今回少しポジティブに考えるべき点。部下側は「報告した」という部分を「言っただけ」になっていないかを確認することだ。 

「言っただけ」というのは厄介で、報告側は伝わったと思っていても報告される側は意味を理解していないケースがあるからだ。親子や夫婦ですら、こういうケースはままある。ましてや赤の他人である上司部下で完璧な報告などあるわけがない、ということを肝に銘じる必要がある。 

 

つまり報告とは「報告される側が理解して初めて報告完了」となることを再確認しなくてはならない。 

「この場合上司は聞いている聞いていないを問題にしているわけではない」というのはつまり「上司が内容を理解していない」という点が問題であり、部下側は上司側が理解するまで繰り返して「報告」しなくてはならない。 

「いや部下がそこまで…」「上司が聞きに来いよ」と思われるかもしれない。気持ちはよく分かるが、それを言って事態が改善したケースは私が知る限りは見たことがない。

 

したがって、報告の際には「どこのポイントを上司が理解したがっているか?」を上司本人に確認を取る必要がある。自分は納期を報告すればよいと考えていても、上司は価格を知りたがっていることもあるからだ。

 

ポイント

 

というような配慮をしても、それでも聞いていないと抜かしやがる場合はやり取りをメールに残すか、報告書に印鑑を押させよう。これで部下の貴方に落ち度はない。